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ヒゲ脱毛の基礎知識

ヒゲのレーザー脱毛前に知っておきたいトラブル・リスク

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ヒゲのレーザー脱毛は、青髭の解消、髭剃りの煩わしさからの開放など、メリットがある反面リスクも存在します。

赤みや痛み、術後の皮膚トラブルなど、脱毛に精通し管理体制のしっかりしている医療機関であっても少なからずおこりえるものです。

このページでは、髭の永久脱毛で起こりうるトラブルを解説していきたいと思います。

事前に把握し、もしトラブルが起きた場合にも、慌てることのないよう心構えをしておきましょう。

赤み、火傷

レーザー脱毛は、熱で毛の生成にかかわる器官(毛母細胞やバルジ領域)を破壊・変異させる性質上、毛根部で軽い火傷をしている状態になります。

そのため、赤みや点状のむくみはどうしても出てしまうもので、特にヒゲの濃いはじめのうちはレーザーに反応する部分が多く赤みが残りやすくなります。

赤みは、長くても2~3日、僕は1~6時間程度で収まっていましたが、痛みや腫れが長く続くようでしたら痕になってしまう危険性もあるので、早めにクリニックに連絡するようにしましょう。

大手のクリニックでは、無料で再診、薬の処方をおこなっているところが多く、ゴリラクリニック
やトイトイトイクリニックのように、初回の照射後に家庭用のステロイド剤を処方しているクリニックもあります。

また、日焼けをしていると火傷のリスクが高まりますので、術後前後の日焼け対策は必ずおこなうようにしましょう。

火傷について詳しい事例は関連記事をご覧ください。

関連記事:『しましま氏に学ぶ髭脱毛の失敗例』

毛嚢炎(もうのうえん)

レーザー脱毛で傷ついた毛穴に雑菌が入ることによって起こる症状で、見た目はニキビに似た症状です。

ニキビとの違いは、ニキビは皮脂や角栓で毛穴がつまったところにアクネ菌が繁殖しておこりますが、毛嚢炎は傷ついた毛穴にブドウ球菌が感染することによっておこります。

ブドウ球菌は誰しも表皮に存在している菌で、レーザー脱毛ではよくおこる症状ですので心配はいりません。

 

僕は、ニキビができやすい体質のためか、レーザー脱毛をおこなうと必ず毛嚢炎ができていました。

ニキビのように毛穴が詰まってできるわけではないため、ニキビより比較的早く治ります。

僕の場合は、大体3日ほどで治まっていました。

過度な心配はいりませんので、無理に潰したり擦ったりせず、皮膚を清潔に保ち、患部を刺激しないことが大事です。

関連記事:『よくあるトラブル毛嚢炎とは?』

硬毛化、増毛化

本来、レーザー脱毛は、体毛を生えなくする行為ですが、ごくまれに毛が太くなったり増えてしまうことがあります。

硬毛化や増毛化と言われる現象で、「皮膚の防衛本能」や、「毛の再生組織が破壊しきれなかった場合に、熱刺激で毛の成長が促進されるおこる」と推測されていますが、なぜ起こるのかはっきりと解明されていません。

発症率は543人中57人と10%程度で、「もみあげ」や、「うなじ」、「背中」など細い産毛が生えている場所で起こりやすい現象です。

 

対応策として、レーザーの出力を変える、レーザー照射の期間を空ける、照射するレーザーの種類を変える、などの対策がとられています。

また、メディオスターやソプラノといった、蓄熱式脱毛機は「硬毛化」、「増毛化」がおこりづらい機種とされています。

体毛の中でもっとも太いヒゲの脱毛では滅多におこる現象ではありませんが、「複数の脱毛機を導入しているクリニックを選ぶ」、「蓄熱式脱毛機を導入しているクリニックを選ぶ」と万が一の場合も安心です。

ほかに、メンズリゼクリニックなど、硬毛化が起きた場合は無料で再照射をおこなってくれるクリニックもあります。

関連記事:『ヒゲ脱毛の強い味方メディオスターNeXT PROとは?』

どろぼう髭

どろぼう髭とは、レーザー照射により毛包内に残っていた髭が焼けて膨張するため、体外に排出されるときに以前より濃い髭となって見える現象です。

レーザー照射から2週間程すればポロポロと体外に排出されツルツルの状態になるので問題はありません。

このどろぼう髭は、コシがないため剃刀では剃りづらく残りがちなので、接客業の方などは気にされている方もおられるかと思います。

心配な方は、低出力で連続照射する蓄熱式脱毛機(ソプラノ、メディオスターなど)であれば、どろぼう髭になりづらいので、置いているクリニックを選択するとよいでしょう。

 

複数の種類の脱毛機をおいているクリニックであれば安心ですね。

また、どろぼう髭は、脱毛が進むにつれ髭自体の量が減りますので目立たなくなりますし、
僕は、従来機である1ショット式の脱毛機(アレキサンドライトレーザー)で髭の永久脱毛をおこないましたが、はじめから心配するほど「どろぼう髭」にもならず、コシの無い毛も剃ることもできました。

髭の濃さは普通くらいでしたが、それでも脱毛はできましたので、必ず全ての人が悩まされる現象ではないと伝えておきます。

下の記事では、全国の髭脱毛ができる美容皮膚科の脱毛機をまとめてあります。
関連記事:『ヒゲ脱毛ができるクリニックまとめ【全国版】』
関連記事:『ヒゲのレーザー脱毛では避けられない「どろぼう髭」対策』

まだら抜け

レーザー脱毛の効果は毛周期に依存し、毛が毛母細胞に接触している成長初期、成長期の毛のみ得ることができます。

そのため、均一に効果が出るわけではなく効果の出る毛穴と出ない毛穴がおこり、
さらに、口周りは平面ではなく凹凸が強い部位ですので、レーザーの効きに差がでます。

個人差がありますが「口角」、「下唇の下の窪み」、「あご先」、「もみあげ」などが残りやすい部位になります。

 

脱毛の回数を重ねることでムラは次第に薄くなり、まだらは分からなくなりますが、
まだらが酷い場合には、次の施術の時に濃い部分を報告するようにすると、まだら部分を入念に照射してもらえます。

ほとんどのクリニックでは、撃ち漏らしがあった場合再照射をおこなっているので、脱毛後、固まりで抜けていない部位がある場合は、2週間以内に連絡すると対応してもらえます。

関連記事:『ヒゲの永久脱毛にかかる回数・期間』

一度、完全に生えなくなっても、また生えてくる?

「髭を医療脱毛すれば、もう永久に生えてこない。」と思われる方も多いかと思いますが、ある程度は生えてきます。

男性の髭は20台中盤には生えそろい安定しますが、男性ホルモンの影響により増加しつづけ40~50代がピークとなるため、脱毛が終了しても、新しい髭の成長や軟毛の硬毛化が起こります。

また、人間の自然治癒力により、再生することも起こりえます。

 

僕の場合は、脱毛が完了した後も、半年間に20~30本ほどのペースで復活&新しく生えたと思われる髭が生えてきます。

それでも、元の量に比べれば少量の復活ですし、髭剃りが楽なことには変わりありませんが、レーザー脱毛を始める前に、ある程度、髭は復活することも知っておいた方がガッカリせずに済むでしょう。

なかには、Dr.コバなどは髭の生えてくる限り永久保障しているクリニックもあります。

※2020年5月30日追記

アラフォーになり新しい髭の生えてくる量が2年放置しても2~3本まで減りました。このことから新しい髭は男性ホルモンの影響が大きいものと思われます。

ニードル脱毛(針脱毛)であれば永久に生えてこない?

「ニードル脱毛は永久脱毛」、「ニードル脱毛であれば生えてこない」といった宣伝、口コミを見かけます。

では、実際にニードル脱毛の方が効果的なのかというと、レーザー脱毛、ニードル脱毛の両方を経験したことのある身としては、ニードル脱毛も復活して生えてくることをお伝えしたいです。

なにより、痕ができてしまい数ヶ月たっても薄ぼんやり残ることもあり、顔にはおすすめできません。

個人的にはレーザー脱毛の方が、痛みやダウンタイム(痕、赤み)にも優れ、効果自体も高いと感じています。

あくまで、レーザーが使えない色素沈着している部位や、白髪の脱毛にとどめるべき脱毛方法だと思います。

永久脱毛・永久減毛について、より詳しくは関連記事をご覧ください。
関連記事:『永久脱毛・永久減毛とは』

まとめ

レーザー脱毛前に知っておいて頂きたい注意点をまとめさせていただきました。

体に変化を加える以上、少なからずリスクは存在します。

事前に把握し、脱毛の判断やトラブル時の心構えに役立てていただければ幸いです。

 

また、医療機関であればトラブル時にも的確に対処ができ、問題がおこる可能性も減らすことができますので、脱毛は医療機関でおこなうようにしましょう。

よろしければ、脱毛前に知っておいて欲しい『ヒゲ脱毛の基礎知識』もあわせてお読みください。

 

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