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ヒゲ脱毛の基礎知識

ヒゲ脱毛の強い味方メディオスターNeXT PROとは?

更新日:

ヒゲ脱毛は、他の部位に比べ痛みが強く、脱毛部位が顔であるためUVケアにも気を使わなければならず色黒の方は脱毛できないこともありました。

メディオスターNeXT PROとは、2014年頃日本で使用されるようになり、大手では2015年の末に導入されはじめた比較的新しい脱毛機です。

 

小さな出力を連続で照射することで脱毛部位に熱を溜め込む蓄熱式脱毛機で、いままでのショット式と違ったアプローチで脱毛効果をはかります。

その仕様の違いから、

・色黒肌にも使用可能

・肌へのダメージが少なく、痛みや、施術後の赤みが軽減される

・産毛や細い毛にも効果的

といった従来機が苦手であった部分にも対応できるメリットがあります。

以下、メディオスターNeXT PROの脱毛の仕組みや、メリット・デメリット、導入しているクリニックなどを詳しく解説していきたいと思います。

 

メディオスターNeXT PROのしくみ

【使用レーザー】 ダイオードレーザー

ドイツ アスクレピオン社製の脱毛機で、毛根と表皮との間、皮脂腺近くに存在するバルジ領域をメインターゲットにした脱毛機です。

いままでの脱毛機のように一瞬で毛根の温度を高め、周囲の細胞を破壊するのではなく、「スムースパルス」と呼ばれる連射式の照射で、ジワジワと熱をもたせ細胞にダメージをあたえます。

 

蓄熱式のため瞬間的な熱の高さも必要なく、さらに冷却パネルが常に肌に触れた状態で照射するので、従来機より痛みが抑えられます。

また、表皮のメラニンに反応しづらいので、日焼け肌色素沈着した肌にも使用できるメリットがあります。

他に、Wパルスシステムを採用し、「810nm」と「940nm」の2つの波長のレーザーを照射しているので、毛包部分にもジワジワとダメージを与える事ができます。

バルジ領域とは?

バルジ領域とは、2000年頃に発見された比較的新しい、毛の生成に関わる組織です。

バルジ(bulge)とは英語で膨らみという意味で、毛根よりも浅く、皮脂腺の下部に位置する周辺一帯とされ、
発毛に必要な細胞や、細胞間シグナルを蓄えておく場所と考えられています。

バルジ領域にある毛包幹細胞が細胞分裂し、毛母細胞に運ばれることにより、毛乳頭から栄養を受け取って毛へと成長するのです。

バルジ領域は毛の生成に必要不可欠な部位なのですね。

施術の様子

動画は、湘南美容クリニックのメディオスターNeXT PROの施術の様子です。

メディオスターNeXT PROは、ジェントルレーズ(アレキサンドライトレーザー)やジェントルYAG(ヤグレーザー)と違い、施術にはジェルの塗布が必要になります。

また、何度も施術部位を往復させることにより熱を与えている事がわかると思います。

このため、撃ちもらしが少ない脱毛機でもあります。

動画の1分30秒~から施術後の赤みの様子もわかります。

メディオスターNeXT PROのメリット・デメリット

上では、仕組みや、施術の仕方を説明しました。

メディオスターNeXT PROは、従来機にはない多くのメリットがありますが、デメリットも存在しています。

以下、メリット・デメリットを詳しく解説させていただきます。

デメリットもしっかりと把握し自身の脱毛プランに役立てましょう。

メリット

肌へのダメージが少ない

ショット式の脱毛機は、1ショットで急激に毛根の温度を高め脱毛効果をはかるので、その温度は250℃にもなります。

ほとんどの脱毛機には、冷却装置がついているので安全性はありますが、ある程度の赤みや脹れは残ってしまいます。

 

メディオスターNeXT PROは、蓄熱式でジワジワ熱をあたえるため、その温度は70℃程度にとどまります。

また、冷却装置が優れ、冷却パネルと照射部が常に接触しているので、ショット式より肌にやさしく、痛みや赤みを抑えることができます。

産毛や細い毛にも効果がある

前述したとおり、メディオスターNeXT PROは蓄熱式脱毛機です。

ショット式は、メラニン色素の反応を利用し、一気に熱を与えることで脱毛効果をはかりますが、産毛や細い毛はメラニン色素が薄いため、反応が弱く十分な脱毛効果が得られないことがあります。
(※効果がまったくないわけではありません。)

そのため、じわじわ熱をあたえる蓄熱式脱毛機の方が産毛への脱毛効果が期待できます。

どろぼう髭になりづらい

どろぼう髭とは、レーザー照射後、普段よりヒゲが濃くなって見える現象です。

レーザー脱毛は毛根内にあるヒゲに熱を発生させ、周囲の毛の生成にかかわる細胞を破壊し脱毛をおこないますが、この時に毛根内のヒゲは炭化し膨張します。

その膨張したヒゲが、新陳代謝により皮膚表面に出てくることにより、普段よりヒゲが濃くみえるようになるのです。

 

このどろぼう髭は10日ほどすればポロポロと抜け落ちるのですが、生活環境によってはこのどろぼう髭になると困るという方もおられるのではないかと思います。

メディオスターはじわじわとダメージを与える性質から、ショット式よりこの炭化がおきづらいので接客業や営業職の方にむいた脱毛機と言えます。

日焼け肌にも使用できる

こちらも、メディオスターNeXT PROの大きな特徴です。

アレキサンドライトレーザーより表皮のメラニンに反応しづらいダイオードレーザーを使用し、さらに蓄熱式脱毛機は強い出力を必要としないため、肌へのダメージが少なく安全に色黒肌の方でも使用ができます。

海外では、黒人の方への施術でも使用されています。

ただ、急な日焼けの場合は、施術をおこなえないこともありますし、肌色が白い方が照射出力を上げられますので、脱毛期間中はUVケアをおこなっておきましょう。

施術回数が少なくてすむ

体毛には、毛周期という生え変わりのサイクルが存在し、

成長期(毛が成長している期間)

退行期(毛が成長を止めて徐々に抜け落ちていく期間)

休止期(毛が抜け落ちて次の成長期に備えている期間)

と推移しています。

ショット式の脱毛機では、「毛根がしっかり毛乳頭に接触している成長期」のみ脱毛効果がありましたが、
バルジ領域をメインターゲットにしたメディオスターNeXT PROは、退行期にも脱毛効果を得ることができます。

また、上の施術の様子の動画を見ていただければ分かりやすいのですが、何度も肌の上を滑らせるように照射するため、撃ちもらしがおきづらいのも特徴です。

退行期にも効果があり、撃ちもらしがおきづらいので施術回数を抑えることが出来ます。

デメリット

エビデンスが少ない

20年以上歴史のあるアレキサンドライトレーザーに比べ、歴史が浅く実績がないため、バルジ領域の破壊だけで、本当に10~20年後でも脱毛効果があるかはわかっていません。

メディオスターNeXT PROは、2種類の波長のレーザーを照射し、毛包とバルジ領域両方に働きかけているので、備えがありますが実績不足は否めないでしょう。

またバルジ領域が、はっきりとはわかっておらず、バルジ領域に作用する脱毛に疑問視する声も見られます。

しかし、バルジ領域は立毛筋下から細胞間シグナルが産生されている事は実証されていますが、毛乳頭のどこまでが受容体なのか、シグナルの産生部位がどこまでなのか、はっきりとは解明されていません。筆者は植毛手術において移植毛の採取の際にバルジ領域と考えられている部位を損傷した毛包を頭部の完全脱毛部に移植手術したところ、半年後に頭髪の再生を認めた経験があります。存在する場所が特定できていないため、現段階では、バルジ領域をターゲットとした脱毛の効果について完全な確約はできないと考えてます。

引用元:ビューティースキンクリニックHP https://beautyskinclinic.jp/media/laser-machine-roundup/

効果が弱い?

口コミでは、メディオスターNeXT PROは効果があったとの評価も多くありますが、アレキサンドライトレーザーやYAGレーザーに比べ効果が弱いといった評判もみられます。

効果が弱い理由としては、

ショット式の脱毛機は、毛乳頭を破壊し、2週間ぐらいでポロポロと毛が抜け始め速効性があるのですが、
バルジ領域の破壊では、毛乳頭は生きているため毛の成長が続きます。

その後、毛が休止期にはいり毛が抜け落ちると、次の毛が生成されなくなり脱毛効果があらわれます。

つまり、効果が分かるまで時間がかかるということ。

 

そのため、効果が実感しづらいといった側面もあるのだと思います。

ただ、従来の脱毛機と異なるアプローチをしている脱毛機ではありますので、心配な方は複数の脱毛機を導入しているクリニックを選ぶとよいでしょう。

導入クリニックが少ない

新しい脱毛機のため、まだ普及がすすんでおらず、ジェントルレーズやライトシェアのように、導入クリニックが多いわけではありません。

そのため、全体的な相場としては、従来機よりやや高めな価格設定がされているクリニックが多いです。

導入クリニック

メンズリゼクリニック

ライトシェア・デュエット、メディオスターNeXT PRO、ジェントルYAGの3種類の脱毛機が導入されています。

機械の指定はできず医師が施術する脱毛機を判断します。

詳しい情報は公式HPへ↓

メディオスターNeXT PRO導入院

青森/盛岡/郡山/いわき/仙台/京都四条/心斎橋/大宮/渋谷/新宿/

KMクリニック

「HAYABUSA脱毛」の名前でメディオスターNeXT PROでの施術を行っています。

導入機は「メディオスターNeXT PRO」1機種のみですが、鼻下1部位3,000円でトライアルが受けられるので、まずは試してみたいという方におすすめです。

詳しい情報は公式HPへ↓

KM新宿クリニック

ゴリラクリニック

ライトシェアやメディオスターNeXT PROなど、6種類の脱毛機を導入し、無制限コースを採用しています。

メディオスターNeXT PROを無制限コースで受けたい方は、ゴリラクリニックが最有力候補になると思います。

詳しい情報は公式HPへ↓

湘南美容クリニック

無制限コースはありませんが、1部の医院では、キャンペーン価格で安くメディオスターNeXT PROの施術を受ける事ができます。

以下がメディオスターNeXT PRO導入院です。

札幌院/湘南メディカルクリニック仙台院/新宿本院/湘南メディカル記念病院(両国)/新宿レーザー院/西新宿男性レーザー院/宇都宮院/千葉院/横浜レーザー院(横浜静脈瘤クリニック内)/名古屋院/名古屋栄院/大阪レーザー院/福岡レーザー院/那覇院

※現在は店舗ごとの導入機は非公開のため2018年の情報を掲載しています。機械の移動もありますので、詳細は湘南美容クリニックまでお問合せ下さい。

詳しい情報は公式HPへ↓

まとめ

メディオスターNeXT PROは、実績の少なさなどの問題点があるものの、効果をあげている脱毛機ですし、FDA(アメリカ食品医薬品局)に脱毛効果を認められています。

いままでの脱毛機にはないメリットを備え、色黒肌の方や、施術後のダウンタイム(赤み)、どろぼう髭が気になる方には、最適な脱毛機といえるでしょう。

複数の脱毛機を扱っているクリニックを選択すると、メディオスターNeXT PROで効果を実感できなかった時でも安心ですね。

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