ヒゲ脱毛での施設選びは重要です。
ただ、難しい選別が必要な訳ではなく、医療機関を選べば効果はしっかり現れるんですけどね。
ですが、より満足度の高い脱毛をするために、施設を選ぶ前に知っておいた方がいい知識もあります。
という訳で、今回はヒゲ脱毛をはじめる前に知っておきたい「病院選びのポイント」を4つ解説していきたいと思います。
1.間違ってエステサロンを選ばない
エステサロンを選んではいけない理由
これは、僕のやってしまった失敗です。
クリニック選びのポイントでエステサロンの話をするのはおかしな話ですが、間違えやすいのでお話させて頂きます。
僕は、はじめエステサロンとクリニックの違いが分からず、ランキングサイトで勧められていたエステサロンを選んでしまいました。
ですが、10回のコースを終え半年くらい経つ頃にはヒゲは全て元どおり。
それもそのはず、脱毛は細胞を破壊・変異させることなので医療行為に当たるんですよね。
医療機関ではないエステサロンが、脱毛をおこなうのは医師法違反になります。
そのため、エステサロンの脱毛は「永久脱毛・永久減耗」ではなく「抑毛・減毛」にとどまり、強い出力での照射をすることが出来ません。
さらに、火傷などのトラブルを起こしてしまうと医療機関ではないエステサロンは営業停止にされてしまいますので、より出力に慎重にならざる終えないんですよね。
よく、「エステサロンの機械は業務用なので、家庭用光脱毛器より効果が高い。」と解説しているサイトもありますが、
僕個人の使用感では、自己責任で高出力照射ができる家庭用脱毛器の方が効果を実感できましたね。
医療脱毛>>>>>家庭用光脱毛器=家庭用針脱毛器>>エステサロン
脱毛は色々試してきましたが、男性のヒゲは頑固ですので、高出力の医療脱毛でなければ難しいのではないかと感じます。
エステサロンがヒゲ脱毛に向かない理由について、より詳しくは関連記事をご覧ください。
クリニックとエステサロンの見分け方
エステサロンはやめた方がいいとは話しましたが、ホームページの作りも似ていて見分けが難しいんですよね。
僕は騙されてしまった訳ですが、簡単に見分ける方法があります。
それは、施設の名前です。
医療機関であれば、名前に病院とわかる単語がほぼ100%入っています。
例
クリニック(診療所)
病院
医院
皮膚科
美容皮膚科
美容外科
形成外科
など。
ごく稀に、○○メディカルエステなどエステサロンのような名前をつけている医療機関もありますが、必ずホームページに医療機関であることが記載されています。
病院は医療機関でしか使用が許可されない脱毛機を導入しているので、使用している脱毛機で判断することもできますが、名称を見るのが一番簡単ですね。
エステサロンの場合は、お洒落な横文字の名前が多く、「~病院と提携」といった書き方がされているので気をつけて下さい。
2.脱毛機の種類をチェックする
この点は、エステサロンを選ばず医療機関を選択しているのであれば、そこまで気にするポイントではありません。
適切な出力で脱毛するのであれば、レーザー脱毛機の種類によって、そこまで効果に差が生まれるものではないんですよね。
ただ、肌の色によっては施術できる機械に制限がありますので注意が必要です。
それはなぜかと言うと、レーザー脱毛は、レーザーが黒色メラニンに吸収・発熱する性質を利用しておこなうためです。
ですから、肌が黒いと肌の黒色メラニンにもレーザーが反応し火傷をしてしまうので、脱毛出来ないことがおこりうるのです。
脱毛機の中には、色黒肌対応機種もあるので、肌の黒い人はSHR式(蓄熱式)またはヤグレーザーを使用した脱毛機を導入しているクリニックを選びましょう。
クリニックに導入されている主な脱毛機
機種名 | ジェントルレーズ ジェントルレーズPRO |
ジェントルYAG | ジェントルマックス ジェントルマックスPRO |
ライトシェア ライトシェア・デュエット ライトシェア・デザイア |
照射方式 | HR式(1ショット) | HR式(1ショット) | HR式(1ショット) | HR式(1ショット) |
使用レーザー | アレキサンドライトレーザー | ヤグレーザー | アレキサンドライトレーザー ヤグレーザー |
ダイオードレーザー |
製造メーカー | アメリカ キャンデラ社 | イスラエル サイノシュアー社 | ||
導入しているクリニック例 | 湘南美容クリニック ゴリラクリニック |
ゴリラクリニック メンズリゼ |
ドクターコバ | ゴリラクリニック メンズリゼ ドクターコバ |
機種名 | メディオスターNEXT メディオスターNeXT PRO |
ソプラノ ソプラノ・アイス ソプラノアイス・プラチナム |
エリートプラス | クラリティ・ツイン |
照射方式 | SHR式(蓄熱式) | SHR式(蓄熱式) | HR式(1ショット) | HR式(1ショット) |
使用レーザー | ダイオードレーザー | ダイオードレーザー | アレキサンドライトレーザー ヤグレーザー |
アレキサンドライトレーザー ヤグレーザー |
製造メーカー | ドイツ アスクレピオン社 | イスラエル アルマ社 | アメリカ サイノシュアー社 | 韓国 ルートロニック社 |
導入しているクリニック例 | 湘南美容クリニック ゴリラクリニック |
聖心美容クリニック | 中央クリニック |
関連記事:『医療用脱毛機の種類』
施術出来る肌の色は医師の判断によるところが大きい
ただ、施術できるかの最終判断は医師によるところが大きいです。
僕の友人は草野球で真っ黒に日焼けをしていたのですが、肌色の基準が厳しい「ジェントルレーズPRO」でヒゲ脱毛を完了していました。
耐えられないほど痛く、脱毛後は出血までしていたそうですが、病院によっては黒くても脱毛してくれる所があるんですよね。
ですので、近所に色黒肌対応の機種のある病院がないからと諦めず、ひとまずカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
3.値段を比較して安いクリニックを選ぶ
レーザー脱毛は、自由診療のため病院が各々に料金を設定することができます。
そのため、同じ施術でも料金に大きな差がでる事があります。
脱毛機の種類でもお話しましたが、適切な出力で脱毛をすれば機種による効果の差はそこまでありません。
ヒゲ脱毛は回数がかかり、ある程度スッキリさせるには10回ほど。
完全にツルツルの状態を目指すのであれば20回程度はかかります。
関連記事:『ヒゲ脱毛に必要な回数・期間』
ですので、なるべく料金の安い病院を選ぶことをおすすめします。
安い病院につきまして、詳しくは関連記事をご覧ください。
脱毛料金以外もチェックしよう
料金を比較する上で、気をつけて頂きたいのが脱毛料金以外にかかる費用です。
美容診療である脱毛であっても、病院によっては、診察料、処置代、薬代など別途費用がかかってしまう事があります。
脱毛料金以外は、無料のところの方が多いんですけどね。
「思ったより費用がかかってしまった。」となりかねませんので、ほかに費用はかからないかホームページを細かくチェックしておきましょう。
湘南美容クリニックや、ゴリラクリニック 、メンズリゼなどメンズ脱毛大手であれば、カウンセリング料、初診料、再診料無料など明瞭会計に努めているので、心配な方は大手を中心に病院探しをすると安心だと思います。
4.通いやすいクリニックを選ぶ
距離が近い病院を選ぶ
通いやすい病院へ通うことは、料金と並び大事なポイントです。
前述したとおり、男性の髭脱毛は回数がかかります。
いくら安い病院だからといって、片道2時間かかるような病院に20回近く通うのは一苦労で、途中で面倒くさくなるんですよね。
ですので、何度でも通える範囲の病院を探される事をおすすめします。
『ヒゲ脱毛が出来るクリニックまとめ【全国版】』では、全国1200院以上のメンズ脱毛対応クリニックをまとめていますので、よろしければご活用ください。
診療時間、休診日をチェックする
医療脱毛が出来る施設は多くありますが、なにせ病院ですので、日曜祝日休診、土曜半休、夕方には閉院、という所が多いんですよね。
総合病院のようなところでは、美容診療は週に1日のみという所もあります。
ですので、診療日と診療時間のチェックは必ずおこない、無理なく通える病院を探しましょう。
大手の美容クリニックでは年中無休の院が多くweb予約システムなども導入していますので、平日昼間に通うのが難しいという方は大手を選ぶと楽だと思います。
まとめ
・医療機関を選ぶ
・料金の安いところを選ぶ
・通いやすい病院を選ぶ
ほかに病院によっては、細かな保障やサービスの違いもありますが、以上の3点に気をつければ満足度の高いヒゲ脱毛がおこなえると思います。
簡単に言うと、『近くて安い病院に行こう!』ということですね。笑
あなたのヒゲ脱毛の参考にしていただけると幸いです。
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