ほうれい線は、30代頃から目立ち始め歳を増すごとに徐々に濃さを増します。
ヒゲ脱毛をし、肌が綺麗になったのはいいけれど、逆にほうれい線が目立ってしまう。
という事もあるんですよね。
僕も、他人のほうれい線は味があってかっこいいとは思うのですが、自分に出来るシワは気になってしまいます。
というわけで今回は、ヒゲ脱毛後のほうれい線対策を4段階にわけて紹介したいと思います。
手頃なものから、お金がかかるけど効果的なものまで順に紹介していきます。
ほうれい線が出来る理由
なぜシワが出来るのかと言いますと、肌の真皮層のエラスチンやコラーゲンなどの弾力繊維が、ダメージや加齢により減少し、肌のハリが失われ弛みが生じることで、シワとなります。
ダメージの主な要因は、乾燥や紫外線ですので、シワを作らないためには、日頃の保湿や、UVケアをしっかりおこなうことが大事です。
どれくらいUVケアが大事かというと、左ハンドルの車を運転し続けたトラック運転手の方の画像を見ると分かりやすいと思います。
画像は、下のリンク先にあります。
カラパイア-左側だけ太陽光を28年間浴び続けたトラック運転手、顔の左右で老化に大きな差が(米研究)
有名な画像ですので、見たことがある人も多いかと思いますが、左右の顔が変わってしまうほど。
これだけ紫外線の与える影響は大きいのですね。
この後、4つのほうれい線対策方法を紹介していきますが、基本のケアとして化粧水や、日焼け止めは使うようにしましょう。
化粧水を使ったことがない方は、ハトムギ化粧水が安くて評判も悪くないのでおすすめです。
表情筋エクササイズ
簡単なエクササイズとして、上の動画のように頬骨の下を押す方法があります。
なぜこの方法でほうれい線が目立たなくなるのかというと、頬骨の下には、リガメントという筋肉や皮膚をつなぐ靭帯があります。
動画のように頬骨の下を押すことにより、固まったリガメントがほぐれ、表情筋が動きやすくなり、ほうれい線が目立たなくなるという原理です。
ですが、リガメントが固くなれば元通りになってしまうので、根本的な解決にはなりません。
写真を撮る前などに適した方法ですね。
ただ、根本解決にはならないと言っても、凝り固まった状態でいるよりかは、毎日ほぐしてあげた方がいいでしょう。
僕も、思い出した時には、頬のマッサージや、舌回し運動をするようにしています。
舌回し運動は、口を閉じた状態で、舌を右回り・左回り30回づつ回すだけ。
より、丁寧な表情筋エクササイズは下のサイトで詳しく解説されていますので、宜しければ参考にご覧下さい。
Precious.jp 簡単にできる!ほうれい線を解消するエクササイズ7選
就寝時の保湿テープ
ほうれい線用の対策グッズも販売されています。
就寝時に貼るタイプの、シワ線用のパックですね。
ですが、毎日使うとなると微妙に高い。笑
そこで、手軽にできる方法もあります。
10年以上前にテレビで紹介されていた方法なのですが、使う道具は以下の2つです。
・医療用のテープ(サージカルテープ)
・リップクリーム
使い方としては、就寝時にサージカルテープにリップクリームを塗りほうれい線に貼り保湿するだけです。
リップクリームは保湿力が強いので、集中ケアには最適なのだそう。
とは言っても、僕は3ヶ月ほどおでこのシワに使って変化を感じなかったので止めてしまった過去があります。
もっと長く使えば、変化があったのかもしれませんが、肌に塗るものって短期間で劇的な効果は実感できないんですよ。w
ただ、安価にはじめられるメリットがあります。
就寝時のパックを試すならば、シワ改善に効くとされる美容成分には、ニールワン、レチノール、リンクルナイアシンなどがあり、リップクリームにも含まれているものが多いので、成分をみて選ばれるとより効果が期待できるかと思います。
はじめに紹介した口元パックシートにもレチノールが配合されていますね。
美顔器
ほうれい線対策の美顔器も数多く販売されています。
上の画像は、パナソニックの高周波美顔器EH-SR70-Pという機種になります。
高周波によりリフトアップし、ほうれい線を目立たなくするといった仕組みです。
美顔器なんて眉唾物だろうと思うかもしれませんが、amazonレビューにもある通り結構効果が実感できるんですよね。
僕も、上の商品ではありませんが、同じくPanasonic製の美顔器を10年ほど使っています。
古すぎてナショナル表記ですが。w
(すでに生産が終了しています。)
こちらの画像の美顔器なのですが、「角栓の詰まりを浮き出させる」、「毛穴を引き締める」、「リフトアップ」の3つのモードを使用することが出来ます。
僕は毛穴の開きがコンプレックスで購入したので、リフトアップモードはオマケ程度にしか考えていなかったのですが、効果を実感しています。
僕の使用前使用後は下の画像の感じになります。
汚い画像で申し訳ないです。
なるべく近い角度で撮ったのですが、ちょっとわかりづらいかもしれませんね。
もう一枚。
ただ、amazonレビューを見ていると、絶賛している声が多いのですが、僕は長期的な効果があるのかは懐疑的です。
10年近く週一ペースで使っていますが人より毛穴が目立つのは変わりが無いですし、長期的に使っていない自分と見比べられないから分からないという理由なんですけどね。
ですが、短期的にはかなり良い商品だと思います。
使用後は、丸一日くらいは肌の状態がよくなるので、デート前日や写真を撮る機会がある場合には重宝しています。
ほうれい線のみならば、上で紹介した美顔器が良いですが、僕と同じく毛穴の悩みがある方は、こちらの3つのモードがある美顔器がおすすめです。
ただ、高い。w
在庫限りで残りわずかですが、EH2436-Nが型落ちで安く買えるようです。
美容医療
1番確実で効果が期待できるものが、美容医療でしょう。
効果の継続する時間も長いので、婚活前など気合を入れたい時にいいと思います。
美容医療でおこなえるほうれい線治療は以下のものがあげられます。
脂肪注入
糸リフト(スレッドリフト)
フェイスリフト(切るリフト)
HIFU(超音波による引き上げ)
など。
ヒアルロン酸注入は料金も安く手頃ですが、持続効果は長くても半年ほど。
口コミを調べてみると、1~2ヶ月しか持たなかったというのもあるんですよね。
脂肪やFGF注射は、ヒアルロン酸より長持ちはしますが効果に個人差があり定着率があまりよくありません。
スレッドリフトは顔に糸を入れて引っ張り上げる方法で、溶ける糸は効果があまり長持ちしないといった口コミも目立ちます。
フェイスリフトは、皮膚を切り取り引っ張りあげる方法です。
持続効果は永久的ですが、メスを使った治療法となるため大がかりです。
HIFUは超音波により、顔の筋膜を焼き引き締める方法ですが、筆者は効果はいま一つでした。
真皮線維芽細胞注入は、耳の後ろや口腔内から自分の皮膚を切り取り、細胞を培養して注入する方法です。
持続効果も長く、1.5年~2年かけてじっくり回復したあと、肌状態が数年間に渡って持続します。
ただ、細胞の培養費や保管費もかかり、高額なのがネックですね。
聖心美容クリニックは、ヒアルロン酸注入からPRP皮膚再生療法まで、ほうれい線治療の種類が豊富で詳しく解説されているので、興味のある方はチェックしてみると良いと思います。
まとめ
ヒゲ脱毛は完了したけれど、ほうれい線が気になるようになってしまった。
という方は、日頃の保湿やUVケアに加え
・保湿パック
・美顔器
・美容医療
など自分が出来る範囲の対策をはじめられるとよいかと思います。
一時的に薄く見せるのであれば、男性用BBクリームなど試してみてはいかがでしょうか。
僕も、そのうちPRP皮膚再生療法に挑戦してみようかなと考えています。
ただ、冒頭でもお話ししましたが、はたからみると、シワって味があって格好よかったりするんですよ。
表情が豊かな人は、シワがより魅力を引き立たせているようにすら思えます。
案外周りの人は、シワを悪く見ていないものです。
シワを気にせず笑えることが、良い歳の取り方なのかもしれませんね。